フルスクラッチCPUの可能性
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CeBITで公表されたIntelの新CPUは、3Wのx86プロセッサでした。
このプロセッサは、既存の超低電圧プロセッサを選別して可能な限り低い電圧で駆動するという物で、0.8Vちょっとで800MHzで稼動するというスペックですが、先日アピールされた80コアプロセッサは0.6Vで1GHzで動作する事が可能でした。
これらのプロセッサは65nmスケールで製造されていますが、今年後半以降は45nmスケールが使用可能なので、そうなってくると同じ様な考えで1W以下のx86プロセッサが開発可能かもしれません。
実際には現在のx86プロセッサは多数の機能を持ちすぎているので、このままの仕組みを全て搭載するとトランジスタの消費量が非常に多くなる訳ですが・・・
さて、実際にVistaを動かせる環境は実現できるか未知数ですが、期待できる挑戦だと思います。
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