1/1.7型 1000万画素CCD
最近、SONYのCCD問題が世間を騒がせているようですが、SHARPは1/1.7型で1000万画素というコンパクトディジカメ用CCD素子を発表しました。
従来の1/1.8型よりわずかに大きい為、光学系に手を加えなければいけないので、既存のボディに乗るかは分かりませんが、来年初頭のハイエンドコンパクトディジカメに搭載されるのでしょうね。
まあ、高画素化は別にどこまで行ってもらっても構いませんが、得られたデータを活用するための機器は必ずしも最新のカメラに追従し続けるわけではないですよね。
多くのパーソナルプリンタや液晶モニタ付きストレージは1000万画素には対応していないか、処理速度の面で不満があるのではないでしょうか。
間違いなく、これらの機器はメモリ上にデータを展開する必要があるので、搭載メモリで展開できないデータは扱うことができないと言うことは今後当然起きるわけですね。
しかし、最近の撮像素子と周辺の画像処理チップは凄いですね。
常識的に考えれば撮像素子の大きさを変えずに解像度を上げていけば、1画素あたりの面積は小さくなり、感度が下がるわけですから、それを回避するために効率を上げたり信号を増幅したりするんでしょうけど、ノイズや消費電力の問題もあると。
消費電力は、以前とは比べ物にならないほど改善されているようで、単三電池で駆動するモデルでも400枚とか撮影できたりするものもあるようですね。
液晶画面がかなり大きくなっているにも関わらず ですね。
個人的には、実用範囲でISO800位が使えて500万画素位のコンパクト機であれば検討に値すると考えますが、現状買い替えは考えていないのでパスです。
ま、欲しいと思った時には500万画素は絶滅しているでしょうが・・・あまり大きなデータを生成されても困るので。
コメント