見えてきたYonahのパワー
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先日発表されたNECの春モデルPCの試作機でのベンチマークが掲載されています。
1.66GHzという最低クロックと思われるCPUと945GM内蔵グラフィックでのベンチマークですが、概ねPentium4の3GHz機を上回る性能ということで、2倍ものクロック周波数を持つPentium4の立場が全く無い状況のようです。
グラフィックについては内蔵グラフィックということでデスクトップ機にはかないませんが、逆に言えば次世代Windowsではこのクラス以上を見越して開発されているということでしょうか。
何にせよ、Pentium4は登場時からクロックのみを追及した形で進化してきており、PentiumM系はPentiumIIIの高効率を更に進化させ性能向上を図るという事からも、非常にモバイル向けと言えるでしょうね。
かつて、CrusoeがIntelを本気にさせてモバイル専用CPUを開発したところからPentiumM系は始まっているので、もしこの出来事が無ければIntelはこの分野で随分遅れたかもしれません。
そう考えれば、最近はCrusoe系のCPUそのものはあまり話題になりませんが、非常に優れた功績を残していますよね。
さて、Intelからの正式発表と、PCメーカからの新製品発表を楽しみに待ちましょう。
少なくとも処理能力・消費電力共に現行の製品より優れているとの事ですから。
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