Canonも値ごろなHDVカム発売
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今までSONYの独壇場であった10万円台のHDVカム市場にとうとうCanonが入ってきました。
後発&DVカムにかなりの力を注いでいるメーカらしく、気合の入ったモデルだと思います。
ライバルであるSONYのHDR-HC3発表時に小寺氏が述べていた「ビデオカメラはよほど数が見込めるモデルでなければ、カラーバリエーションは採算が合わない。」という言葉を信じるならばこちらも2色のボディーカラーを用意するのに必然的な理由があるのでしょう。
さてぱっと見ですが、IXY DV M5と非常に近いカタチをしており、全くもってコンパクトです。
あの形状だと、大容量バッテリを取り付けると見てくれが悪くなるのですが、BP-315という大容量バッテリが思いの他コンパクトで、この大きさなら全然許容範囲かもしれません、まぁHC3は大容量バッテリ搭載を前提に設計されているのでばっちり面いちに収まるのですが。
他には動画撮影時の静止画撮影能力が優れているとの事ですが、まぁそんな余裕は無いかなぁ・・・逆にテープから静止画を切り出す際に1440x1080から1920x1080を取り出すとの事で、当然補間が入ったりするのですが、ぱっと見の解像感は上がるかもしれませんね。
AF関連の強化もあるようですが、こちらは測距とコントラスト検出を組み合わせて高速化したとの事、フォーカスの迷いが減ると良いのですが、そもそもフォーカスが迷う時は小さなオブジェクトであることも多いので、測距が対応できるかは不明です。
次にちょっと残念なところ、一発目は大体残念なところも目立つのですが、IXY DV M3を持っている私から見てもやっぱりカセットを下から出し入れするのは駄目でしょう・・・・というのが一番痛いと思います。
特に、私の常用している三脚はクイックシューが付いていないので、わざわざねじを外さないとカメラを外せないんです。
さらに、その下のクイックシュー付きモデルは、台座が大きくてカメラを外しても蓋が開かない・・・・最悪です。
このモデルでしっかり稼いで、次回は機構を流用しないでくださいね>Canon
ま、対抗モデルを使っているとちょっと気になることもあったりするのですが、SD系のメモリカードを採用する機種がこんなに早く出てくるとは・・・・今後AVCHDに移行するのでHDVは打ち止めかと思っていたのが甘かった。
あっちは色々と重かったりビットレートに制限があったりするので現状はあまり興味が無いのですが、それまではHC3で頑張ります。
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